過去の受賞者
全国ワークスタイル変革大賞の受賞企業・団体の先進的な取り組みをご紹介します。
貴社の変革のヒントとしてぜひご活用ください。
年度選択
2024年 受賞者
全国各地から厳選された企業部門9事例ならびに支援部門4事例の優れた取り組み事例
企業部門
2時間からのワークシェアで女性が輝く!地方を変える働き方改革
株式会社ケイリーパートナーズ 代表取締役 鷲谷 恭子 氏
取り組み概要
1日2時間からの短時間勤務、子連れ出勤、在宅ワークなど、多様な働き方を実践。リモートワーク率85%、顧客数と売上は3倍に拡大。女性が働きやすい環境整備と地方創生への貢献を両立。
評価ポイント
- 多様な働き方を実現する仕組みを構築し、女性の活躍を推進。また、それを支えるためにデジタルツールを効果的に活用し、業務効率化を実現。
- 地域における働き方改革のモデルケースとして、他企業への波及効果も期待される。特に地方の中小企業にとって、今後の事業展開の参考となる先進事例。
- 単なる業務効率化にとどまらず、従業員のウェルビーイング向上や地域社会への貢献も視野に入れた、持続可能な働き方を実現。特に、2時間という短時間でも、個々が価値を発揮できる環境づくりは、多くの企業にとって見習うべき点。
多様なライフスタイルと共存する働き方改革最前線
株式会社クリエーションWEB PLANNING 代表取締役 深川 沙央里 氏
5児の母であり、シングルマザーでもある代表自身が、育児・介護と事業運営を両立するためにデジタル化を推進。クルマエビの養殖、水産加工、通販、外食事業を展開しながら、多様な人材が活躍できる環境を構築。
「200の業務システムを開発!」 非情報系事業部門職員によるシステム内製開発を通じた大学業務改善
香川大学 情報化推進統合拠点 助教 油谷 知岐 氏
非情報系職員がシステム開発を行う「市民開発」を推進。2年半で約200のシステムを開発し、業務効率化とナレッジの蓄積を実現。
ホームページをリニューアルし業務改善!地域貢献!
株式会社昇竜 統括管理部長 林 孝宗 氏
ホームページリニューアルを機に、ECサイトのクレジット決済対応やクラウドシステム導入を推進。業務効率化と売上向上を実現し、地域特産物(九頭竜まいたけ)の認知度向上にも貢献。
ケアマネ・介護の現場をIT化したら、101才でもタブレットに電子サインできた
有限会社あんしん村グループ 代表取締役 林 智之 氏
キントーン導入により、業務のデジタル化を推進。101歳の利用者でもタブレットで電子サインができるなど、介護現場におけるIT化の可能性を示した。
アナログな業界でも様々なツールを活用しリモートワーク比率を95%以上に引き上げ!
BABY JOB株式会社 取締役 脇 実弘 氏
アナログな保育業界を顧客としながら、社内のリモートワーク比率を95%以上に向上。多様なデジタルツール活用で業務効率化と売上拡大を実現。
全盲のエンジニアと開発した視覚障害者のおでかけを楽しくするガイドヘルパー派遣のDX
株式会社mitsuki 代表取締役 高橋 昌希 氏
全盲のエンジニアと共に、視覚障害者向けガイドヘルパー派遣の業務支援システム「おでかけくん」を開発。業務効率化と利用者・ヘルパー双方の利便性向上を実現。
DXがもたらす業務変革とその未来
株式会社精密スプリング製作所 営業部 部長 濱田 洋輔 氏、総務部 主任 桑木 和磨 氏
全社的に16のデジタルシステムを導入し、業務効率化と情報共有を推進。営業活動の効率化や、従業員のモチベーション向上にも貢献。
BPOからBPaaSへ 〜標準化と伴走型アプローチでビジネス変革〜
株式会社OfficeM 代表取締役 本田 麻里 氏
給与計算業務を中心に、BPOからクラウドを活用したビジネス変革支援(BPaaS)へ転換。業務効率化と顧客企業の成長を支援。
支援部門
埼玉県でいちばん小さな商工会をまるごと支援、地場産業がみごとに復興!
株式会社プロッシモコンサルティング 代表取締役 長戸 美樹 氏
取り組み概要
埼玉県南河原商工会と連携し、スリッパ製造事業者等の経営改善を支援。ITコーディネータとしてデジタル活用を推進するとともに、展示会出展やマスコミ活用を通じて、認知度向上と販路開拓を実現。さらに、商工会職員の意識改革や、事業者自身のモチベーション向上にも貢献し、地場産業の復興に繋げた。この功績は、商工会グランプリで全国一位となるなど、高く評価されている。
評価ポイント
- 専門家の立場から商工会と連携し、地場産業であるスリッパ製造事業者のデジタル化推進と経営改善を強力に支援。その結果、事業者だけでなく商工会職員の意識改革にも繋げ、地域全体の活性化に大きく寄与している。
- 展示会出展やマスコミ活用といった具体的な施策で、南河原スリッパの認知度向上と販路開拓に成功。地域経済の活性化に貢献する持続可能な支援モデルを構築している点を高く評価。
鹿追型ワーケーション「シカソン」による地域課題解決・企業との連携のきっかけづくり
鹿追町 企画課企画係長 迫田 明巳 氏
課題解決型ワーケーション「シカソン」の受け入れを通じ、企業と地域の連携を促進。企業にとっては、環境問題やSDGsに関する知見を得る機会となり、地域にとっては、企業との連携による課題解決や、新たな人材還流のきっかけとなっている。
中小製造業のデジタル化を目指して デジタル人材育成とデジタル化支援活動
幸田町企画部企業立地課付 幸田ものづくり研究センター 稲吉 好司 氏・加藤 修司 氏
「こうたものづくり塾」を通じ、地域製造業のデジタル人材育成とデジタル化推進を支援。現場のニーズを反映した実践的な研修プログラムで、参加企業はデジタル化による業務効率化や生産性向上を実現。
ワークスタイル変革は何のため?人間の探究力を解き放ち、世の中の問題解決を加速するため
株式会社プレイノベーション代表取締役 菅家 元志 氏
「両利きの経営」の考え方に基づき、企業のデジタル化と新規事業開発を伴走支援。コンサルティング、システム開発、人材育成をパッケージで提供し、特にデジタル人材育成プログラム「デジビスアカデミー」を通じて、地域企業のデジタル化を推進。企業の探究心を引き出し、持続的な成長を支援している。